子育て

認可、無認可(認可外)、認証保育園、一体何が違うの?

認可、無認可(認可外)、認証保育園、一体何が違うの?

保活をする上で、「認可・無認可・認証保育園」などの保育園の名称を耳にするかと思いますが、一体何が違うのでしょうか。多様化する保護者のニーズに対応するために、現在は様々な保育施設があります。では、その違いをご紹介致します。

保育施設の分類


・認可保育園
一般的には、認可保育園と呼ばれますが、認可保育園は法律上「保育所」と呼ばれています。保護者が仕事をしているなどの理由から、十分な保育が受けられない乳幼児に対して預かり保育をする施設です。国が定めた設置基準(施設の広さ、保育士などの人数、給食施設、衛生管理など)をすべて満たし、都道府県知事に認可されている施設のため、運営費は補助金として国から受けられます。

・認可外保育園
認可外保育園は無認可保育園とも呼ばれています。名前通り、認可保育園以外の保育園を指します。国の基準を満たしていないだけで、各都道府県で定めている基準に基づいて知事の認可は受けています。
認可保育園のように国からの補助金などはありませんので、保育料が高いところが多いですが、認可保育園の定員に漏れた3歳未満児の保育、延長保育や24時間保育の受け皿として保護者のニーズに応えています。

・認証保育園
東京都自治体の認可基準を満たしていて補助金を受けている認可外保育園に当たります。
保育料は園ごとに独自に設定されます。基準としては、定員20人以上で0歳児・1歳児の一人当たりの面積が2.5㎡必要とされています。
都市部では延長保育の割合が高いため、13時間以上の開所も義務付けられています。しかし、都心部がゆえに園庭のない低年齢児向けの園が多く、駅前のビルや自宅で開設されることも多くあります。

保育料の違いは?


・認可保育園
保護者が支払う保育料は家庭の水準、世帯の所得によって異なります。
保育料を決めるには4つのポイントがあります。

①世帯所得に基づいて計算される住民税
住民税の所得割の金額によって、国の保育料の上限を設定しています。
ポイントは収入ではなく「所得」です。
「所得」…自営業であれば収入から必要経費を差し引いた額
給与所得であれば、支給額から給与控除を差し引いた額

②自治体ごとによって定められた保育料
国の上限基準に基づき、自治体独自の保育料を設定します。

③子供の人数・年齢
人数により保育料は変動していき、2人目は半額、3人目以降は無料としている自治体が多くあります。
また、子供の年齢は3歳未満・3歳以上で分けられます。

④保育時間
・フルタイムを想定した標準時間:最長11時間
・パートタイム労働を想定した短時間:最長8時間
上限を超える場合は延長料金が発生します。

以上、この4つのポイントから各家庭の保育料が定められるのです。

・認可外保育園/認証保育園
認可外保育園は、一部自治体から補助を受けている場合もありますが、基本的には自費運営です。保育料やサービス内容を自由に設定できるため、費用は一律ではありません。ですから、保育料は全体的に高くなる傾向があります。しかし、補助を受けている園では保育料が安くなるため、認可保育園と保育料があまり変わらない園も中にはあります。

保育環境の違いは?


・認可保育園
認可保育園は設備基準が厳しく設定されているため、保育をするにあたってある一定の環境が保たれています。
子供の人数に対して必要な敷地面積などの基準があるため、それ相応の敷地面積を確保しなくてはなりません。園にもよりますが、駅から離れて園庭がしっかりあって、常に外で遊べる環境である園も多いです。
また、保育の方針としては、「公立」と「私立」で違いがあります。

≪公立≫
各自治体で決められた保育計画によってカリキュラムに沿った運営をしているため、園の間で差がないようになっています。

≪私立≫
保育方針は各運営母体が独自に決めるため、各園ごとの個性が出ます。そのため、園庭開放など何度も利用して、しっかり園の方針を理解した上で入園を決めるほうが納得して通わせることができるでしょう。

・認可外保育園/認証保育園
保護者のニーズに基づいて運営されている園が多く、認可保育園の選考に入れなかった親の子供を預かったり、駅から近い場所で開所されていることが多いため、小規模な園が多くみられます。
中には、運営法人の方針によりゆったりした保育を方針としている園であれば、十分な敷地面積と園庭、設備を備えている園もあり、各園でのそれぞれ個性が出てきます。
また、運営母体・園長によって方針、理念が大きく違ってきます。認可保育園にはない教育を行う保育園もあり、英語教育やリトミック教育を取り入れているところも多くあります。

保育料もかかるし、働いても意味がない?


保育園に入れるにも、安くない保育料も毎月払わなくてはなりません。
2019年10月より、3歳以上の子供の保育料、無償化が始まり親としては非常に助かりますよね。
ですが、3歳未満はまだまだかかります。
3歳までというのは、おむつや離乳食など、何かとお金がかかる時期でもありますよね。
フルタイムのお仕事で働いていたら、まだ保育料を払っても手元にはお給料が残るけれど、パートではお給料の20~50%も保育料に取られてしまい、働かなくてもいいのではないか…。と思う方もきっといるでしょう。
しかし、残高を見てみると決して赤字になることはなく、少しの金額でも家計の足しにはなっています。
月々を見ると少額かもしれませんが、年間にして考えてみると結構な額になりますよね。
自分のおこづかいにするなり、貯金に回すなり、少しでもプラスになればうれしいし助かります。
また、ママさんの社会復帰の準備にもなりますので、短時間でも仕事をしておいた方が将来にとってはいいかもしれません。
でも!もちろん、ママの体調、子供の様子が第一なので、無理はしないようにしてください。

まとめ


認可保育園、認可外保育園、認証保育園の違いは少しでも理解できましたでしょうか。
近年では、保育園にはいれない待機児童がどんどん増える現状で、働きたくても働けないなんていう人も多くいます。
早め早めに保育園に関して知識を持ち、理解を深め、保活を始めてみてはいかがでしょうか。

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