不妊治療

不妊治療中、言われて辛かったことを集めてみました

不妊治療中、言われて辛かったことを集めてみました

不妊治療中ということは、なかなか他の人に打ち明けるのが難しい場合も多いと思います。そのため、友人知人などがそうとは知らず、悪気なく発した言葉に傷つくことや、励まそうとかけてくれた言葉に落ち込むことも…そんな皆さんの辛かった体験を集めました。

好きなだけ独身楽しんどいて、今さら不妊治療なんて自業自得じゃない?


私は今39歳です。夫は42歳で不妊治療をはじめて2年が経ちました。結婚は3年前で、夫婦ともに大手と言われる企業の正社員をしています。結婚前は高級なレストランでおいしいものを食べることもあれば、年に数回は海外旅行を楽しんでいたのです。
友達のKは高校の同級生で、25歳で一人目を産んで中3、小6、小1の男の子のお母さん。若い時に出産したので、独身者が旅行だ合コンだと楽しんでいるのを羨ましがっていたのは知っていました。
ある日、高校の同級生6人で集まってテレビを見ながら話していると、不妊治療のニュースが。そこでKが言ったのがこの一言でした。
「好きなだけ独身楽しんどいて、今さら不妊治療なんて自業自得じゃない?」
さらに
「それで助成金とかで税金使わないで、今いる子供たちに使って欲しいよねー!」
と続けました。
私以外の5人は全員2人以上の子持ちで、私は1人子供がいませんでした。私は不妊治療のことなんて言えずにいて、それぞれ2人以上子供がいる彼女たちには、こんなに近くに不妊治療中の人がいるなんて想像もできなかったのかもしれませんが、ものすごくショックでした。それ以降、彼女たちの集まりには行けずにいます。
若くても不妊治療をしている人を、病院ではたくさん見ました。そういう人もいること、せめて知って欲しいなと思います。

そんな化学実験みたいなことまでしなくてもいいんじゃない?


生涯独身、子供はいらないと宣言している友人がいて、私も彼女も今年で40歳になります。子供もおらず、子供はいらないと言っている彼女だからこそ、不妊治療についての悩みを話しても、感情的にならず客観的な意見をくれたり、ただただ話を聞いてくれたり、心の拠り所にしている部分がありました。
ところがある日、次のステップとして体外受精をしようと思うと話したところ、「そんな化学実験みたいなことまでしなくてもいいんじゃない?」と言われたんです。いつも冷静な彼女からの言葉に、「あぁ、そんな風に思う人もいるのか」と愕然としてしまいました。
私は良くても、そうして生まれた我が子のことを、そんな風に思う人がいるかもしれないと思うと、ちょっと治療に対して二の足を踏んでしまいました。

まだ子供ができないなんて…◯◯さんの家系の遺伝かしらねぇ


今時珍しいと言われますが、私は主人の両親と同居しています。私の両親は厳しく古い人間だったので、結婚の条件が主人のご両親との同居だったのです。結婚してすぐに同居し、今で3年目になりました。年齢は36歳です。
結婚したのは35歳も目前だったので、いつでも子供ができればと考えていましたが授からず…不妊の検査にも行きましたが、夫婦共々原因はわかりませんでした。
義母の友人が遊びに来ている時、聞こえて来たのがこの言葉です。
「まだ子供ができないなんて…◯◯さんの家系の遺伝かしらねぇ」
「うちの家系で子供ができないなんて人、誰もいなかったのに」
私のことを悪く言われるのはまだ耐えられますが、私の家族や親戚のことを否定するようなこの言葉が悔しくて、腹立たしくて、自分の部屋で泣いてしまいました。
幸いなことに主人にこの話をしたところ、私に味方して理解をしてくれたので、今でもなんとか夫婦で不妊治療を続けています。

◎◎(夫)は子供好きだから、早く子供が欲しいでしょうね


私は、結婚後もフルタイムで総合職として働いています。いわゆるバリキャリであると周囲から思われています。確かに仕事は好きですし、結婚出産後も続けていきたい。稼ぎだって旦那と同じかそれ以上稼いでいますが、実は出産願望は人一倍強い方なのです。だから26歳で結婚してからすぐに妊活をスタートしていました。しかし残念ながら、28歳にして不妊症であることがわかったんです。でも誰にも言うことができないし、周囲には私がまだ子供が欲しくないから作っていないと思われていました。それについては、ある意味好都合だなと、思っていたのですが…
旦那の実家に遊びに言った時、義母から
「◯◯さん、お仕事相変わらず頑張っているそうね。でも◎◎(夫)は子供好きだから、早く子供が欲しいでしょうね」
と遠回りに責められました。
私だって子供が欲しいのに…妊活だって一生懸命してるのに…悔しくて悲しかったのですが、かと言って「子作りしてますけど、できません。」とも言えず、笑ってごまかすしかありませんでした。

子供がいたら、自分の好きな時間なんて取れなくて辛いよ〜〜


ある日、不妊治療をしていることを打ち明けた、子持ちの友人と話していました。彼女は本当に私を励まそうとして言ってくれたんだとはわかっています。でも、辛かったのが
「子供がいたら、自分の好きな時間なんて取れなくて辛いよ〜〜」
と言われたことです。
確かに、子供がいないからできることもあるし、いるからできないこともあると思います。子供が生まれたら、身勝手に子供がいない生活に戻ることもできない。もしかしたら、子供がいるからこそ、ものすごく辛い思いをして苦しんでいる人もいるかもしれない。
でも私にとっては、今一番の希望が子供を授かることであって、たとえ大変でも、子供との生活を望んでいるので、辛かったです。
不妊治療をしていると打ち明けられた方も、なんと言っていいかわからないというのが本音でしょうから、それ以降は誰にも言わないでおこうと決めました。

正直、俺はそこまでしなくていいんだけど。


夫婦で納得してスタートしたと思っていた不妊治療。手術などでクリアできるような不妊の原因も見つからなかったので、タイミング法からトライしていました。初めの2〜3回はまだ良かったのですが、4回、5回と回数を重ねていくうちに明らかに夫が不機嫌に。
ある日の朝、
「今日がタイミングだから、早く帰って来てね!お酒飲んだらダメだよ。」

というと…
「正直、俺はそこまでしなくていいんだけど。」と大きなため息と共に言われました。
確かに、「今日するよ」と言われてするのは、男性としては辛かったと思います。でもそれは私だって同じこと。むしろ私は検査も痛い思いをしてやっているのに。なかなか成果が出ず辛い思いをしているところに、この夫との温度感の違い…。本当に辛かったです。
結局、それから一度妊活はお休みすることになりました。子供を作るために、夫婦仲が壊れては元も子もないので…。
でも正直、私の中のモヤモヤは無くなっていません。

最後に


人間、自分自身に経験がないことは、体の痛みも心の痛みも、リアルに理解することはできません。不妊治療について知識や経験がない人は、あまり考えずに治療中の人を傷つける発言をしてしまうことがありますし、思いやろうとかけた言葉すら、当事者には辛いこともあります。このような辛い思いをした人は、残念ながら大勢いるようです。
こうしたことは、不妊治療に関わらず起こってしまうことですから、ある程度は仕方ないと言えるでしょう。でも、本音を言えば、家族には、最低限夫には理解をしてほしいですよね。
事情を知らない人の言葉はできるだけ気にせず、事情を理解してくれる人や専門家に相談するなどして、少しでも心おだやかに過ごせるといいですね。

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