不妊治療

不妊治療を終えて・・・後悔していることを聞いてみました

不妊治療を終えて・・・後悔していることを聞いてみました

不妊治療を行ってもなかなか妊娠にいたらず、様々な事情や原因を抱えながら悩まれ、治療を断念する方もたくさんいらっしゃいます。医学的な視点だけでなく、経済的、時間的、年齢的な問題も様々。そんな治療を終えた方に後悔していることを聞いてみました。

 

不妊治療のリアル


近年、晩婚化が進み、5.5組に1組の夫婦が不妊検査や治療をしていると言われています。
妊活や不妊治療という言葉は今や一般的に使われるようになりましたが、実際に何をするか、そしてどのような状況なのか、経験した人にしかわからないのが現実。
今は、インスタグラムなどのSNSで妊活や不妊治療について詳細に情報共有している方もいますが、やはり体験者にわからないことはたくさんありますよね。
多額な費用が必要になり、頻繁な通院に時間が必要、しかし通院のための休みを取らなければならない仕事と治療を両立する難しさ…などと不妊治療には直面する問題は沢山あります。
そんな問題とこれからの二人の人生を改めて考え直したときに、なかなか妊娠できない場合は、不妊治療を終える決断と向き合わなければならない方がいるのは事実なのです。
「治療の終わり」と向き合うことは非常に辛く、「考えたくない」ことかもしれませんが夫婦二人の人生、また一人一人の人生と向き合うのもとても大切なことです。
そんなリアルな現実をお伝えしたく、治療を終えた方々が、後悔していることを聞いてみました。

 

結婚して半年出来なかったら、すぐに病院に行けばよかった…(40代女性)


母は結婚した1年目には27歳で第一子である私を出産し、第三子まで全員安産で出産しました。そんな母を見ていたからか、なんとなく30歳までには1人、できれば2人は産みたいと思っており、実現できるとも思っていました。
しかし、30歳のときにホルモン検査をしたら、私の生まれ持っている卵子の元の残りが、45歳以上相当の閉経直前同様の数値であることが分かりました。
年齢は若いため、まだまだそこまで焦らなくても良い、と思ってのん気に構えていたのですが、その事実を知った途端に、焦りしかありませんでした。私に残された時間は短いと。
ではなぜ、もっと早く病院に行かなかったかというと、不妊を認めたくない気持ちと偏見があり、また内診をはじめとする治療への抵抗感、さらには仕事の忙しさを理由に休むことへの不安などが重なり、病院に行くことを先延ばし、見て見ぬふりをしていました。
当時30歳の私は、「若いのに不妊治療なんて…」という気持ちがありましたが、実際には20代後半は出産年齢の中では決して若くないのです。25歳をピークに段々出産への道が厳しくなっていくのが現実だと知りました。
結婚して半年して妊娠しなかったら、早い段階で一度病院に相談に行くべきだったと今はとても後悔しています。
結果、私の場合は不妊治療を始めて5年で妊娠することができましたが、もし結婚してから半年経った時点ですぐに病院に相談に行っていたら、2、3年位は早く妊娠できていたかもしれません。
子供が欲しい、でもなかなかできない、でも不妊科に行く勇気がない、という方、後悔しないためにも早めに行くことをおすすめします。

 

妊活中、もっと早く主体的になっておけばよかった…(30代男性)


妊活を振り返ると、もっと早く子供ができるように努力しておけばよかったと後悔しています。僕たちは妊娠するまでに3年以上かかり、想定していた期間よりも2年以上もの時間を要してしまいました。もちろんそれ以上、時間を要する人たちもいるでしょうが、僕らにとって非常に長く、辛い戦いの日々でした。
奥さんが先に妊活に取り組み始めていたのはわかっていたのですが、どうしてもなかなか主体的に取り組みだすことができませんでした。ようやく検査をして原因を突き止めることができたものの、原因が僕にあった時は、貴重な時間を無駄にしてしまったと後悔をしました。
もっと、奥さんが頑張り始めた時から、自分も同時に主体的になっておけばよかったと思うばかりです。
それこそ、健康的な生活を心がけ、ストレスを溜めないようにしたり、精子に悪いとされる生活習慣を控えたりと、もっともっと健康に気遣いできることは沢山あったと今は思います。
不妊治療とは、「女性の問題」として世の中的にイメージが強いと思いますが、ふたを開けてみれば男性に原因があることも少なくはありません。
これから不妊治療をする人には、早いうちからパートナーと一緒に頑張ってください、と言いたいです。

 

日ごろからお金を溜めておけばよかった…(20代女性)


不妊治療には非常にお金がかかり、日ごろからお金を溜めておけばよかった後悔しました。
不妊治療にかかる費用は、今は一部公費助成を受けられる制度が設けられましたが、それでも、多額な費用が掛かることには変わりません。
不妊治療の内容にもよりますが、私たちは保険が適用されるタイミング法などではなかなか子供が授かることが出来ず、高度不妊治療と呼ばれる体外受精を行い、夫婦合わせて約200万近くかかりました。
不妊治療を始める際に、私も漠然とお金はかかるということは理解していましたし、いろんなことを勉強して人工授精、体外受精、顕微授精のいずれかを経験した人は、平均134万円ほどかかっていると本に書いてありました。
不妊治療を始める前は、自分が体外受精までしなければならない、なんて思ってもなかったので、だいたい100万円くらいかなぁ?なんて軽く考えていましたが、予想をはるかに上回りました。
費用は、治療が高度化すると治療単価、回数が増えていき、かける時間の長さによって費用も膨らんでいきます。
治療にも通院が必要になり、仕事を休むことが頻繁にあり、仕事をやめようか考えたりしましたが、お金がかかり貯金もそこまでたくさんあったわけじゃなかったので、やめることができませんでした。
日ごろから、そして若い時から貯金をしていれば、もう少し気持ちにも余裕が持てたのではないかなと後悔をしています。

 

最後に


今回は不妊治療を終えて後悔していることをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。不妊治療は時間、年齢との闘いでもあるため、早くから始めるに越したことはありません。費用は数年かかっても取り戻すことはできても、時間は取り戻すことができないのです。
後悔をしないように、パートナーと一緒にスタートを踏み出しましょう。

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