不妊治療

不妊治療をやめる決断、どうやってした?やめてよかったことは?

不妊治療をやめる決断、どうやってした?やめてよかったことは?

不妊治療とは「成果が出るかどうかは神のみぞ知る」と言うほど、ゴールが見えないものでもあります。長く続けていると、どこかでやめなければいけないことも…経験者の方に、やめる決断をした理由や方法、そしてやめてよかったことを聞きました。

貯金が底をついた…でもおかげでスッキリ


・不妊治療、私はこうしてやめると決めた
今思えば、不妊治療は辛いことばかりでした。肉体的にも痛みを伴って辛いし、毎月毎月生理が来てはまたダメだったと落胆して精神的にも辛い。とはいえ、この二つだけの問題なら、まだもう少し頑張れたと思います。でも、うちの場合は経済的な問題で続けることができませんでした。
初めは、私もフルタイムの仕事を続けながら不妊治療をしていましたので、その稼ぎをまるまま不妊治療の費用にあて、夫の稼ぎで生活をしていました。
でも、なんだかんだと会社を休んだり、遅刻早退しなければならないことが増え、理由を取り繕うのも難しくなって会社に居づらくなってやめてしまったんです。そのあとは、結婚前から貯めていた貯金を切り崩して不妊治療の費用にあてていました。いつか子供が生まれたら、一戸建てを建てて家族で住みたいと思って、夫婦で貯めていたお金でしたが、子供がいなければ始まらないと思って使いました。
いつでも一番いいタイミングで病院に行けるように、正社員を辞めてからは融通のきく仕事だけをしていたので、貯金はあっという間になくなって…ついに、不妊治療をやめる決断をしました。

・やめてよかったこと
ここまで不妊治療に費やした時間やお金を考えると、ものすごく虚しい気持ちにはなりましたが…こうでもならなければ、やめることができなかったと思います。気持ちとしては「諦めた」とうよりも、「やるだけのことはやった」と言う感じです。スッキリしました。
貯金は本当にすっからかんになってしまったので、また夫婦二人新婚に戻ったつもりでやり直そうとしています。
二人で精一杯頑張ったから、また一緒にこれからの人生も頑張っていけそうです。

卵子が取れなくなってタイムリミット…心も体も解放された


・不妊治療、私はこうしてやめると決めた
私の場合、やめると決めたと言うより、肉体的なタイムリミットを迎えてしまいました。先生に卵子が取れないと言われてしまったんですよね。
もう、そう言われるとどうしようもない。いつかはそんな時が来るとは思っていましたが、実際に言われると、女性としての価値がなくなったと言われているようで、涙が止まりませんでした。
さらに辛かったのは、それを夫に告げる時のことです。メールや電話で告げると、夫がどんな顔をしてどんな反応をしたのかがわからず、あれこれ想像して余計に自分も苦しいと思い、あえて面と向かって伝えました。

・やめてよかったこと
夫に伝えると、夫は「やっと自由にしてあげられる。」と言いました。
夫も積極的に取り組んでくれていた不妊治療ですが、夫はまだみぬ我が子よりも、目の前の私のことをずっと考えてくれていたようです。
かといって、「やめてもいいよ」と言うのもなんだかおかしいし、ただただ私の話を聞いて、自分のやるべきことをやるしかなかった、と。
夫がそんな思いでいてくれたこと、これまで気付くことができませんでした。
不妊治療は辛かったし、子供は授かることができませんでしたが、夫の優しさや私への思いを知ることができたことは、これからの人生の何よりもの財産だと思っています。

あなたが元気なら孫なんていらないから…自信を取り戻せた


・不妊治療、私はこうしてやめると決めた
次が最後、次が最後、と思いながら、ずっと続けて来た不妊治療です。正直自分自身で引き際を作ることができなくなっていました。
夫には一度「もうやめよう。」と言われたことがあり、それをきっかけに大げんかをしてしまったので、夫からそう言われることはもうないとわかっていました。それに、夫に言われても「自分がしんどいからでしょ!」と素直に聞き入れられなかったと思います。
そんな心がトゲトゲした私を救ってくれたのは、実母でした。
お盆休みに実家に帰った時、改まって母に呼ばれました。
「あのね。私は孫なんていらないのよ。あなたが元気なら、孫なんていらないから。」
満面の笑みで、私にそう言ってくれたのです。
実は私は一人っ子。母に孫が欲しいと言われたことは一度もありませんが、私が子供を産まなければ、母をおばあちゃんにしてあげられない、と勝手に自分を追い詰めていたのも事実です。
子供も産めないなんて、親孝行もできないなんて…と自分を責めていた私の心のわだかまりがとけていきました。

・やめてよかったこと
母の前で思いっきり泣いて、何年振りかに抱きしめてもらいました。
母にとって自分が大切な存在であることを思い出したと同時に、以前の夫の言葉も私のためだったと、受け入れることができ、溝ができかけていた夫婦の仲も一気に縮まりました。
自信を取り戻せたこと、それがやめてよかった一番のことだと思います。

我が子の涙を見て…今いる子供にまっすぐ向き合えた


・不妊治療、私はこうしてやめると決めた
一人目の不妊治療をしている人からしたら、二人目不妊は贅沢な悩みと言われるかもしれません。でも、四人兄妹の3番目として育った私は、上にも下にも兄妹がいるのが当たり前で、それがとても幸せに思っていたので、絶対に兄弟を作ってあげたい!と思っていたのです。
しかし、まさかの二人目不妊。一人目はすぐに授かったので、まさか、と思いましたが、不妊治療から3年経過しても妊娠できませんでした。
今思えば、私はずっとイライラしていたと思います。つい子供にもきつく当たってしまっていたこともありました。
また生理が来てしまい、泣いていた私を見てしまった子供が(いつもは見られないように注意していたのですが)、
「ママ、泣かないで。大丈夫だよ。」といって、ぎゅっと抱きしめてくれました。目にはいっぱい涙をためて…
そこでハッとしました。私はなんてことをしてしまったんだと。こんな小さな子に、こんなことで涙を流させるなんて…。
その日を境に、キッパリと不妊治療から卒業したんです。

・やめてよかったこと
今目の前にいる我が子にしっかり向き合えたことです。不妊治療に使っていた時間や心、そしてお金を、そのまま子供のために使うことができています。
私も、子供も笑顔が増えて、今これまでで一番幸せです。

初めから40歳までと決めて挑んだ…自由に使えるお金が一気に増えた


・不妊治療、私はこうしてやめると決めた
結構ドライだねって言われますが、もともとなんでも計画的に目標を立てて行うタイプなので、不妊治療も期限を決めて挑みました。努力すれば必ず目標に到達するものでもないとわかっていたので、そうすべきとも思っていました。
なので、40歳の誕生日が来る前の月に、不妊治療はやめました。

・やめてよかったこと
不妊治療を終えるまでは、いつか子供ができたら…と蓄えをしておかなければならないという思いが強くありました。なんらかの理由で、仕事を辞めなければならないこともあるかもしれないとも思いましたので、今のうちにしっかり貯めておこうと思っていたのです。
でも不妊治療をやめて、夫婦で生きていくと決まった瞬間、これからの行き方がはっきりと見えて、使えるお金が一気に増えました。
不妊治療の期限についても夫としっかり話し合ってから決めたので、お互いに不満はありません。
今は二人で次の海外旅行の話をして、盛り上がっていますよ。

最後に


不妊治療をやめるきっかけは様々ですが、不妊治療を終えた後にも前向きに人生を歩んでいる様子が印象的でした。
みなさんの不妊治療が、納得のいくものとなりますように。

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