妊娠

妊娠中だけどチョコレートがやめられない!これって大丈夫?

妊娠中だけどチョコレートがやめられない!これって大丈夫?

チョコレート好きな女性は多くいらっしゃることでしょう。妊娠中は特にチョコが食べたくなるという体験談を耳にします。でも、チョコがママの身体や胎児に影響がないか気になるところ。そこで今回は、妊娠中にチョコレートを食べてもよいのかを解説します。

 

妊娠中、チョコレートを食べても大丈夫?


結論からいいますと、妊娠中にチョコレートを食べても問題ありません。
ただし、妊婦さんがチョコレートを食べる際には、
「体重の増加」「カフェインの過剰摂取」「妊娠高血圧症候群」「妊娠糖尿病」などに
注意して食べる量を調節する必要があります。

・体重の増加
チョコレートは、カロリーが高く、糖分や脂肪分が多く含まれています。
食べすぎるとその分体重増加につながります。手軽に食べられるチョコレートは、ついつい食べすぎて、気がついたらトータルでかなりの量を食べてしまっていることもよくあるので注意しましょうね。

・カフェインの過剰摂取
チョコレートにはカフェインが含まれていることも頭に置いておきましょう。
一般的なミルクチョコレート1枚(約50g)のカフェイン含有量は約10mg、
カカオ70%以上のビターチョコレート1枚(約50g)のカフェイン含有量は、約20~40mgです。
妊婦さんが1日に摂取してもよいとされるカフェイン量は200~300mgと言われていますので、チョコレートだけを適量食べるだけではカフェインの過剰摂取にはなりません。
しかし、カフェインを含む飲み物(参考/コーヒー:カフェイン含有量約60mg、紅茶:約30mg、玉露:約 160mg、緑茶20mgなど)を飲む時は、チョコレートの食べる量に気をつける方がよいでしょう。

・妊娠高血圧症候群・妊娠糖尿病
妊娠中の女性の体は、血糖値が上がりやすい状況になっています。
そのため、チョコレートのような、高カロリーで糖質・脂質の多いものをたくさん食べると、血糖値が上昇してしまい「妊娠糖尿病」になる恐れがあります。
「妊娠糖尿病」になると、母体・胎児双方にさまざまなリスクが生じる「妊娠高血圧症候群」を引き起こすリスクが高まるので十分に注意する必要があります。

 

1日に食べてもよいチョコレートの量は?


一般的に、妊娠中の間食は1日200kcal以内に収めることが推奨されています。
仮に間食にチョコレートだけを食べる場合は、ミルクチョコレート2/3枚程度が適量といえるでしょう。ただし、適正摂取量は、妊婦さんの体重の増え方や血糖値、血圧の状況などにより異なります。状況にあわせて量をコントロールする必要があるでしょう。

 

妊娠中にチョコレートを食べる4つのメリット


チョコレートを食べすぎることは、妊婦の身体にとってよくありませんが、チョコレートがもたらす嬉しい効果もあるようです。チョコレートを食べるメリットを4つご紹介します。

・少量でも満足感
チョコレートの主原料であるカカオに含まれるポリフェノールには、血糖値の上昇を抑える働きがあります。
そのため、チョコレートは少量を口にするだけでも満腹感が得られ、結果的に食べすぎを防止する効果が期待できます。

・リラックス効果
カカオには精神鎮静作用もあり、リラックス効果や集中力UPにつなげてくれるという報告があります。

・便秘解消効果
カカオには食物繊維が豊富に含まれています。そして、ポリフェノールやタンニンといった成分も含まれているので、整腸効果、便秘解消効果が期待できます。

・妊娠高血圧症候群のリスクを軽減
高カロリーなものや甘いものを食べすぎると体重増加につながり、結果として妊娠高血圧症候群のリスクが高まるといわれていますが、アメリカのエール大学の研究報告によるとカカオの純度が高く、糖分が少ないビターチョコレートは、妊娠高血圧症候群にかかるリスクを軽減する効果があることが判明しているようです。

 

チョコレートを食べ過ぎないための対策3選


食べ過ぎはよくないとわかっていても、ついつい手が伸びてしまうチョコレート。ここでは、チョコレートを食べすぎないための対策を3つご紹介します。

・食べる量や時間など、ルールを決める
1日に食べる量を事前に決め、小分けにして準備しておきましょう。
板チョコや1口チョコ、また個包装のチョコレート菓子などは、小分けしやすいですね。
食べる時間も、例えば3時のおやつタイム、食後のデザートとして、など決めておけばダラダラ食べを防げます。
あと、収納場所もひと工夫すると効果的ですよ。
例えば、ふた付きの箱に入れて、棚の奥の方にしまうなど、あえて取り出しにくいようにすることで取り出すのが面倒になり食べすぎを防げます。

・チョコレート以外にお気に入りのおやつを見つける
チョコレート以外に、気持ちを満たすことができるお気に入りのおやつを見つけましょう。
例えば、りんご、みかん、いちごなど、時期に合わせて旬のフルーツを楽しむのはいかがでしょうか?
新鮮な果物は、ビタミンや食物繊維など栄養が豊富です。
甘くてみずみずしいので、体調がすぐれないときでも食べやすいですね。
ちなみに、筆者が妊娠中、よく食べていたおやつは、ミックスナッツです。
カロリーが高いので食べすぎはよくありませんが、ナッツ類は少量で満足感が得られるうえ、妊婦に必要な食物繊維や葉酸、ビタミン、不飽和脂肪酸などの栄養が豊富なのでおすすめですよ。
もし、お菓子系が食べたいのなら、お団子やおせんべい、ようかんなどの和菓子を選ぶとよいでしょう。和菓子は、お腹にたまるので満足感が得られますが、脂質が少ない分、意外とローカロリーです。とはいえ、糖分は含まれているので食べ過ぎには注意してくださいね。

・チョコレートを自宅に常備しない
自宅にチョコレートが常備されていると、ついつい食べるくせがついてしまうもの。
チョコレートは、買い置きをせず、食べたいと感じたときにだけ買うようにしましょう。
スーパーなどで、チョコレートの新製品や、お買い得のチョコレートを見かけて、つい買い物かごに入れるといったことはありませんか?
そんな時は一呼吸置き、今食べたいかどうかを冷静に考えてみると、衝動買いを減らすことができますよ。

 

まとめ


妊娠中は食べるものに対し、あれこれと気を遣うことが多いですが、制限が多すぎるとストレスになり、かえって身体によくありませんよね。
チョコレートにはストレス緩和の効果があるといわれています。
チョコレート好きの妊婦さんは無理して我慢するよりも、適量を守りながら大好きなチョコレートをうまく取り入れ、心身ともにリラックスした妊娠生活を過ごすとよいでしょう。

一覧に戻る

コメント

コメントがありません。

コメントを書く

(全ての項目が必須入力となります)

ニックネーム

メールアドレス

※公開されません

コメント